UFSリファイン株式会社


オンラインとリアルの展示会を使い分け
新しいブランド営業のカタチを模索
今回、初めてのオンライン展示会を利用したUFSリファイン株式会社様。オンライン展示会とリアルの展示会の違い、会社の課題などをお伺いしました。
会社概要
UFSリファイン株式会社 様
展示会情報
rooms online tradeshow 2020
ライフスタイル
BRAND:Silver Dash /SEASON:SS2021
出展カテゴリ:FASHION
コロナ禍でも商品が常にみれる状態をつくる
今回rooms onlineに出展を決定した経緯を教えてください。
roomsの参加は決めていましたが、参加後にオンライン展示会があることを知りました。このコロナの状況の中で、なんとか自社の商品をみていただく場所を構築する必要がありました。
時代の流れ的にもBtoB、BtoC限らずオンラインを利用して商品に出会うということはますます主流になっていくかなと考え、今後、どちらにも対応できるように試験的ではありますが参加してみようということになりました。

バイヤーがいつでも展示会をみれる
実際にオンライン展示会を開催してみた、率直な感想はいかがですか?
やはり会期が長かったのは有り難かったです。リアルの展示会だと数日に集中してイベントとして開催しますが、それでは時間や場所の制約があります。こちら側の開催都合ではなく、柔軟にご来場者様のご都合でみていただけるというのはバイヤー様側としても良かったのではないかと思いました。
確かに、従来のイベント形式だとどうしても都合がつかなかったりバイヤー様もいらっしゃるかもしれませんからね。
はい。リアルとオンラインを開催することでそこを相互補完できると感じました。
また、ファッションや雑貨も多い展示会なのでブランドやレイアウトも非常にお洒落だと感じました。そのため、我々もそのレイアウトに合わせるようにより魅力的な素材を提供できればもっと良かったなと思います。
商品のイメージや質感はどうしてもリアルの展示会で実際に手に取っていただいた方がわかりやすいし伝わりやすいので、そのへんをどう工夫していくかが課題だと感じました。

オンライン展示会を導入して、業務に変化はありましたか?
全体では増えているわけではないと思うのですが、従来のリアルの展示会だと展示会終了後にフォローの連絡をしますよね。なので、会期中は接客業務が主になります。しかし、オンライン展示会の場合は来場したりコンタクトをいただいた方の情報はリアルタイムでどんどん情報が飛んできますから、都度対応する必要があります。全体の作業量としては増えていないんですが、体感的には対応業務が増えたようには感じました。リアルタイムでお返事した方がすぐにお返事をいただけたりもするので、その辺はむしろ良かったように思います。
バイヤー様もみてからすぐ連絡がきた方が、熱量の高い状態でコミュニケーションが取れますね。
そうです。また、リアルの方の展示会終了後はフォロー連絡以外にもサンプル送付や名刺整理などたくさんやることがあり結構大変なので、全体で見るとオンライン展示会を導入したことによって会期終了後の業務の負担は減ったように思います。
業務の集中が分散されるわけですね。
オンラインで適切にブランドイメージを伝えるために
オンライン展示会を導入したからこそ見えた新しい発見はありますか?
商品を見せるために、動画などの準備をして行かなきゃいけないなと感じました。
テキストや画像など、こちらが用意した情報を、全てバイヤー様がくまなくみてくれるかというとそんなことはないと思います。
リアルでもオンラインでもそうですが、伝えられる情報には限界がありますから、どうやったらブランド・商品のイメージや機能を短時間で伝え、魅力を感じてもらうためにも動画を中心として素材の準備を進めていければと思いました。
リアル展示会とオンライン展示会双方への参加が大事
リアルとオンライン展示会を同時に開催したことで感じたメリットなどはありますか?
今回、実際に大きな取引につながったバイヤー様はリアル展示会の方だったので、完全にオンラインのみになるということはないと思います。やはり、ブランド概要や商品詳細を事前にオンラインで確認してもらい、興味をもったら実際にみてもらうという流れが主流になってくるのかなと思いました。弊社としては今後もリアル/オンラインの両方を実施させていただければと思っています。
また、今回取引にはいたりませんでしたが、思いがけない大きな企業様からのコンタクトがオンラインを通じてありました。そのような企業様に知ってもらうことができたのは非常に良かったと感じております。
ありがとうございます。まさに"Online to Offline(OMO)"ですね。
それでは、最後の質問です。ブランドダッシュボードで各種指標も見えるのがオンラインの強みです。特に参考にした指標等はありますか?
商品別のアクセス数や人気などを確認できたのでそれは頻繁にチェックしていました。我々としてはメインとして売り出したい商品と実際にバイヤー様からのアクセスが多い商品が違うなど、面白い発見もありました。
そういったところも今後深掘りしていきたいです。
ありがとうございます。数字からさらに深掘りしていくことでブランドの課題も明確になりますね。
インタビューは以上になります、ありがとうございました。
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UFSリファイン株式会社 様
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