株式会社コーコス信岡様

展示会にこれなかったお客様にも情報を最大限発信できる場として導入

▼インタビューにご協力いただいた方

システム導入担当者
河村様

会社概要

株式会社コーコス信岡 様

1901年に備後絣問屋として創業しました。その後、メーカーへ転身し、ユニフォームおよび作業用品の企画・製造・販売を行っています。 時代の変化に合わせた作業服のカラー化、夏物作業服の展開、二重構造の新素材を活用した商品のブランド化などを行う一方、アメリカのワークウェアメーカー、Dickies社とライセンス契約を結び、ワイルドなスタイルに独自の機能性を加えたウェアとギアを展開しています。

展示会情報

自社ブランド展示会

ワークウェア

BRAND:Dickies®︎,ANDARESCHIETTI®︎,GLADIATOR®︎,ZG,VOLT COOL®︎,関東鳶,VOLT HEAT®︎ /SEASON:AW2022
出展カテゴリ:WORK WEAR

今回、PORTUS CLOUDをご導入されたきっかけは何でしたか?

2020年初頭に感染が拡大した新型コロナウイルスの影響で、例年各地で開催していた展示会の中止、および規模を大幅に縮小しなくてはならない状況となったため、リアル展示会以外のやりかたの必要性を感じていました。
そこで、展示会をオンラインを活用して行えるものはないか、とネットで情報を収集してく中で、御社のサービスを発見し早速問い合わせをしました。

以前の展示会や営業はどのような形だったのでしょうか?

年に2回、本社(広島)・東京・大阪をはじめとする各拠点にて、新商品を中心とした展示商談会を毎年行っていました。商品サンプルの数は決まっているため、同時開催ではな1週間ほど間隔を空けながら各地で行い、二ヶ月にわたって開催します。
この展示会運営フローも課題があり、ご説明の際にお渡しする新商品のカタログは実は開催してから一ヶ月後くらいに印刷・製本され納品されてくるので、展示会にこれなかったお客様はこのカタログが上がってこないと何も見ていただけないような状況でした。

導入検討は実際にどのように進んだのでしょうか?

リアル以外の取り組みについてさまざまな方法を試行していましたが、お問い合わせさせていただいた後の打ち合わせで、営業担当の方の説明がわかりやすくて活用のイメージがかなり具体的に湧きました。特にシステムがシンプルで、商品情報の登録だけでページが作成できたり、アパレルに特化した商品ページを見て、いけそうだなと感じました。
検討を進める中、緊急事態宣言の延長が決まり、6月に予定していたリアル展示会の中止が決定。サンプルなどの準備はできていたので、PORTUS CLOUDを活用してオンラインで展示会をやろうと社内で決まりました。
本当にお客様に見ていただけるのか、営業が活用できるのか、など不安もありましたが、何かリアル以外に提案ができる手段が必要だという認識は、社内全体の課題でもあったのでオンラインにすることに反発は特になく導入検討にのりました。

比較検討されていかがでしたか?

他で検討しているもので3Dで見せるようなサービスもあったのですが、なかなか時間もかかりそうで、活用のイメージがつきにくかったですね。
我々もデジタル活用にあたっていろいろわからない部分も多かったのですが、PORTUS CLOUDはアパレル業界に特化しているということもあって、商品画像や商品情報の出し方、見え方など直感的に理解しやすかったです。
またもともと展示会で運用していた紙のカタログもあったので、作成用に撮影した画像がそのまま使えたのもメリットでした。

実際にPORTUS CLOUDをご導入いただいていかがでしたか?

準備から開催までのスピード感もよかったです。アパレルに特化していたことも大きかったですね。オンラインでの展示会提案まで時間が無い中で、新しい取り組みである動画も含めて、お客様に発信したい情報を最大限活かせたのがよかったです。
現在も継続的にリアル展示会へ来場が無かったお客様にご案内しております。新商品として初めて見ていただくタイミングがPORTUS CLOUDでの展示会ページだというお客様は多くいらっしゃいます。
またチャレンジだった動画についても、お客様から「わかりやすい」との声をもらっています。
実際にPORTUS CLOUD内で商品を見て商品問い合わせていただきました。また、お客様が商品画像をPORTUS CLOUDからダウンロード出来るようリンクを設置しているので、お客様がご自身で必要な時にダウンロードできるようにしたため、営業の手間を省いてより有効に活用できています。

更なる活用のイメージはありますか?

現在の紙のカタログはシーズン毎の全ての商品が載っているため、とても分厚くて重いんです。期中での追加商品などもあるので、カタログに載せきれていない商品もあったりします。その中から、ご要望にあった商品を探すという感じで提案しているので大変非効率になっています。
今後は展示会での出展商品だけではなく、既存展開商品も含めた弊社製品のデータベース化をPORTUS CLOUD上で行い、取引先訪問時の商談ツールとしても紙のカタログだけではなく、PORTUS CLOUDも活用したいと検討しています。
データベース化されていれば、PCやスマホ、タブレットを持っていれば、検索もできて、商品画像や動画も確認でき、売価も入っているのですぐにだれでも提案できるようになります。
すぐすぐにカタログの代わりにするというところはまだ難しいのですが、徐々に商品情報を増やすことで活用を拡大していきたいですね。

今後について

自社受発注システムとの連携ができればいいと思っています。
現在、基幹システムへの取り込みは各部署にて集計して、入力している形となっております。
エクセルやFAXで受注していただいたオーダーをPORTUS CLOUDに一括できれば、取り込みの手間が省け、提案の方に時間が割けるイメージです。提案から発注までを統合し、商品情報データベースを元に営業のDX化を進めていきます。

会社概要

株式会社コーコス信岡 様

1901年に備後絣問屋として創業しました。その後、メーカーへ転身し、ユニフォームおよび作業用品の企画・製造・販売を行っています。 時代の変化に合わせた作業服のカラー化、夏物作業服の展開、二重構造の新素材を活用した商品のブランド化などを行う一方、アメリカのワークウェアメーカー、Dickies社とライセンス契約を結び、ワイルドなスタイルに独自の機能性を加えたウェアとギアを展開しています。